PAGTY日本語教育の第1部となるオンライン日本語実力養成講座が、2022年7月4日（月）から12月1日（木）まで開催されました。

この講座は、やまがたグローバル人材育成コンソーシアムの会員団体・機関に所属している方が受講することができる講座で、現在日本で働いている外国人社員の方や、これから日本での就職を目指している留学生が受講対象になります。

初年度となった今回は、留学生14名と社会人2名の計16名が参加しました。

当講座は、これから日本企業での就職を目指す留学生や、現在、日本企業で働く外国人が職場で働く際にスムーズなコミュニケーションが図れるよう、日本語の力をブラッシュアップするという目的で開講しました。

コースは、日本語能力試験の内容を中心にした「N１コース」・「N２コース」・「N３コース」と、苦手意識の強い敬語の基礎を学ぶ「敬語に慣れようコース」の4つのコース（各コース約20回、週1回夜実施）を設け、各自が目標を定め、学習に励みました。

学習成果としては、2022年12月に実施された日本語能力試験（JLPT）を受験した8名のうち、5名が希望レベルに合格することができました。あと一歩のところで悔しくも不合格となった者も自身の日本語力の向上を感じられる結果となり、再チャレンジが期待されるところです。

講座は、オンラインで行われましたが、実際に山形の県内企業で働く外国人社員と留学生が共に学ぶことで、互いに良い刺激となっていたようです。今後もこのような場を活用し、日本企業への理解を深めてほしいと思います。