Greetings 会長からのご挨拶
やまがたグローバル人材育成
コンソーシアム会長
(山形大学長)
玉手 英利 氏
このコンソーシアムは、目指すべき地域の将来像として「地域の将来を左右しうる地球規模の社会・経済環境の変化を的確に捉え、その変化をさらなる発展の契機にできる山形」を掲げ、その理想に人材育成を通じて接近することを使命に設立されました。本コンソーシアムの会員は、理想とする地域の姿を常に想いながら、行政、県内企業29社及び4高等教育機関が一丸となって、「地域の発展に資するグローバル人材の育成」に取り組んでいます。
本コンソーシアムの強力な連携によって展開する事業が「やまがたグローバル人材育成プログラム」です。ちなみに、このプログラムの前身である文部科学省委託事業「留学生就職促進プログラム」においては、2017年度~2021年度の5年間で、56名の留学生が、県内企業19社及び県外企業26社に就職する道を拓きました。
新たなプログラムでは、これまでの留学生の地域定着を目指した「日本語教育の強化」、「キャリア教育」、「インターンシップ」及び「企業見学会」に加え、日本人学生と地域で働く社会人も対象に加えて人材育成事業を展開しています。具体的には、海外経験のある教員・企業関係者による教育を盛り込んだ海外研修+予備教育、会員企業等で働く社会人と留学生が共に学べるオンライン日本語講座を含む日本語教育、従来独立していた「キャリア教育」、「インターンシップ」及び「企業見学会」のパッケージ化などの留学生の県内就職に向けた教育・事業、さらには外国人から選択される地域づくりに取り組んでいます。
このプログラムを通じて、ひとりでも多くの学生がグローバルな視点から物事を捉える力を高め、地域の発展に貢献していくことを期待しています。
(2023年3月)
Organization 組織概要
やまがたグローバル人材育成コンソーシアムは、目指すべき地域の将来像として「地域の将来を左右しうる地球規模の社会・経済環境の変化を的確に捉え、その変化をさらなる発展の契機にできる山形」を掲げ、その実現を担う人材を育成することを目的としています。
2022年4月より、行政(山形県)、県内企業29社、4高等教育機関(東北公益文化大学、東北文教大学、鶴岡工業高等専門学校、山形大学)が一体となって「地域の発展に資するグローバル人材の育成」に取り組んでいます。
この産官学連携の枠組みが「やまがたグローバル人材育成コンソーシアム」であり、目的を達成するため、「やまがたグローバル人材育成プログラム(PAGTY)」を運営しています。
このプログラムの前身である「留学生就職促進プログラム」は、2017年度文部科学省委託事業に採択され、山形県内3大学(東北公益文科大学、東北文教大学、山形大学)が参画し、留学生の地域定着を目指す事業として開始いたしました。2022年3月に文部科学省委託事業は終了しましたが、2022年4月からは、留学生のほか日本人学生と地域で働く社会人も事業の対象に加え、以下の事業を展開しています。
- 海外研修+予備教育
- 日本語教育
- 留学生等の県内就職に向けた教育・事業
- 外国人から選択される地域づくり(学ぶ、働く、暮らす)の検討